2014-07-20

長男と二人、アジ泳がせ釣り。大きいのが釣れない…

帰省中の長男と二人、船釣りに出かけました。いつもお願いしている能生漁港こうゆう丸。連休中ということもあり、すでに満員なので、二人で竿一本ということでお願いしました。
釣りものはアジを泳がせての根魚狙い。まずは餌になる小アジの確保が重要です。これもいつもお世話になっている名立の徳市釣具店。電話で確認すると、活き餌のアジが売っていることのこと。小雨降るなか、未明2時に霊仙寺の家を出て高速を下っていきます。1匹260円と、ちょっと財布に響くので10匹だけ買うことにしました。店のおじさんに聞くと、「日本海では活き餌を扱っている業者がないので、太平洋側から仕入れる」とのこと。目の前の海で沢山採れる豆アジですが、太平洋からやってくるのでは、この値段も仕方ありません。急に暗い中に入れると魚が暴れて弱ってしまうというので、ケミホタルをクーラーボックスに入れて車に積み込みます。
次に向かったのは筒石漁港。毎年豆アジがたくさん釣れるので、期待して狙ってみますが、全くアタリがありません。早々にあきらめて、能生漁港に向かいます。
4時過ぎ、船長さんがやってきます。出船までの間、船の上から豆アジを狙います。見ると、アジが集まっては来ますが、なかなか針にかかりません。3-4cmのまさに豆サイズのアジがサビキに一匹ずつポツリポツリと釣れるのみ。それでも5時前の出航時間までに20匹ほどを釣ることができ、何とか餌の確保は出来ました。
今日の釣り座は右舷トモ。今日は定員8人なので、2人並んでもまずは余裕のスペースです。能生漁港からわずかに東に走った水深30mほどのポイントから釣り始めます。船長さんによると「朝は大物がかかりやすい」ということなので、まずは徳市で買った大きめのアジを餌にして、私が狙ってみます。
空が明るくなってきます。なかなかアタリがありません。天気はどうやら雨の心配なく、海は穏やか、絶好の釣り日和です。釣り始めて30分以上が過ぎた6時前、ようやくピクピクッとアタリ。なかなか食い込みませんが、少し待つとグイッと引かれます。巻き上げてみると、20cmほどのカサゴです。型こそ小さいものの、まずは最初の釣果にホッとします。
次に長男が狙ってみます。すると、仕掛けが底に着かないうちに大きなアタリ。あわてて巻き上げると、30cm近いキジハタ。美味しい魚が釣れ上がりました。続けて長男が狙っていきます。しばらくして大きなアタリ。ところが、びっくり合わせでバラし。次のアタリは、食い上げてくるところをうまく合わせられずにバラし。どうも久しぶりの釣りで勘を取り戻せない様子です。
では、と私が替わってみます。なかなかアタリがありません。そういえばさっきキジハタが釣れた時には餌を落としている時に釣れたことを思い出し、少し餌を巻き上げ、高い場所から落し込んでみます。すると、ググッとアタリ。20cmほど、型は小さめですが、キジハタが釣れました。
青空が広がり、暑くなってきます。徐々にアタリが遠のきます。しばらくすると、ポイントを移動。筒石漁港を間近に見る、水深20mに届かない浅い場所を狙います。ポイントを変えた一投目がチャンスと思い、大きめのアジで狙います。するとググッとアタリ。20cmに届かず型は小さいもののカサゴが釣れました。ところが、ここからアタリが遠くなります。日差しがじりじりと熱くなってきます。船中、アタリは少ないものの、型のいいキジハタやヒラメも釣れている様子です。「大きいヒラメを釣りたいねぇ」と話し、長男も狙っていきます。時々、ツンツンとアタリがあるものの、食い込まない、そんな釣りが続きます。結局このポイントでは最初の一匹から追加ができず、やがて移動。もう少し東寄りのポイントで釣ります。
少ないアタリも、なかなか食い込まない、という同じような釣れ具合が続きます。ようやくキジハタを1匹追加して、残りは2時間余り。能生漁港の方向に戻り、少し水深のあるポイントが今日最後となるようです。
大きめのアジで長男が狙っていきます。少しタナが高いように思えたので、「底を取りなおしてみたら」とアドバイス。すると、ググッとアタリ。上手に合わせることができ、25cmほど、良型のカサゴが釣り上がりました。長男は、「これで満足」ということで、残り時間私が狙ってみます。しばらくしてググッとアタリがあって、20cm強マァマァの型のキジハタが釣れてきました。
茨城からやって来たという横で釣っていた方がとても上手にヒラメを連続して釣りあげます。後ろ側で釣っている栃木から見えた方もヒラメを釣りあげます。「私も続きたい」と仕掛けを天秤に替えて狙ってみます。すると、ツンツンとアタリ。食い込まないかなと待ってみます。大きく合わせてみるも食い込まず。もう一度落としてみるとまたアタリ。仕掛けを少し緩めて食い込みを待ちますが、やがてアタリが無くなります。仕掛けを回収。アジには2か所に歯型がしっかりついていて、二つ目は針のわずか手前。何か違和感があって、口から放してしまったのでしょうか。残念無念。
残り時間わずか。結局釣果を追加することはできませんでした。キジハタ4、カサゴ3の釣果で、数こそマァマァですが、1kgオーバーは釣れませんでした。私と長男はということ、私が4匹釣ったものの、大物は長男が釣りあげました。
港に戻り船長さんと感想戦。「ヒラメはなかなか食い込ませるのが難しいですよね」と慰められます。それでも上手に釣りあげている人もいるので、アタリがあった後の食い込ませ方に、もう少しの工夫が必要だったように思います。
港を出る前に、長男は残ったエサで防波堤釣り。午後2時過ぎ、太陽は高く、どうかなと思いましたが、小さなアジ、サヨリ、イワシが群れていて、魚影が濃く、早朝に餌のアジを狙っていた時よりもいいサイズの豆アジが釣れて、おまけになりました。

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